つくよみ

　本来ならば、時代考証を考えると基本的には水浴びと蒸し風呂なら上等、という状態だと思うんですよね。サウナと垢すりと掛け湯セットになってるようなやつ。
　わかっていますとも。
　ただ、現代日本人の趣味として、これは譲れない。
　旅の最中は仕方ないとして、シンドリア王宮ではふんだんにお湯が使える、たっぷりの湯に浸かれるお風呂が欲しいです！
　魔法道具やらでそれが可能になってもいいじゃないですか！

　というわけで、シンドリア王宮ではお湯に浸かるタイプのお風呂ありだと妄想しておきます。
　
　レームがローマ帝国モデルなので、１番日本人の理想の風呂事情に近そうです。
　シンドバッドはレームにも行ったことあるから、レームの風呂いいなと思ってシンドリアでやった、と解釈すればシンドリアでもありだと思います。
　
　王様のお風呂には、お花とか浮かべていて欲しいモノです。

　王様は個人用のお風呂を私室エリアに持っていると思います。王様ですから、それぐらいの贅沢はしていただきましょう。お湯は、魔法道具でいつでも沸いてるんですよ、きっと。
　紫獅塔に住んでいる他の八人将は、男女別で八人将専用風呂があればいいなと思います。
　他は、緑射塔と、王宮住みの管理たちの独身寮にあるんじゃないでしょうか。
　街中には、公衆浴場がありそうな気もします。
　高温多湿で住宅が密集してて難民が多かったわけだから、個人宅で風呂を構えるのは難しいけどお風呂入りたいだろうから、お金持ちの商人のお屋敷と国営商館にはあるでしょうけど、他は、公衆浴場なんだと思っておきます。


　ジャーファルさんは、ファナリスでも体臭が感じ取れないレベルなので、毎日お風呂に入っているのでしょう。徹夜する日でも、シャワーぐらいはしそうなイメージ。
　旅の間も可能な限り水浴びしてそうですね。無理でも、お湯に浸した布で拭いたりとか。
　中東の旅行記等読んでいたら、どうも、羊を常食すると体臭に影響が出るようです。だから、ジャーファルさんの無臭は、風呂や水浴びだけではなく、羊肉あまり食べないとかもありそうですね。ニンニクやスパイスが多く使われているモノも避けていそうだ。水煙草とかもしなさそうです。
　シンドリアでは羊肉は入手し辛いと思うので、シンドリア国民はそこまで体臭きつくなさそうかな。あ、でも、アリババ君はチーシャンでは羊肉食べていそうだ。いや、貧乏だったからあんまりお肉食べてないか。１番羊肉っぽいのは、ジャミルとかドルジとかかな。


　シンドバッドはフェロモンが出ているのでしょう。うん、絶対に。
　旅の間でも、余裕がある時は服に香を焚き締めたりしていそうだ。
　王様になってからは、侍女が日によっていろんな香を用意してくれそうです。
　シャルルカンやピスティもいろんな香りを身につけそうですね。
　反対に、ヤムライハは、実験で使う薬やらの匂いが少しするのかもしれません。ハーブとか使っていそうだし。
　スパルトスは、オシャレというよりは宗教儀礼の一環として香を焚くことがありそうな感じがします。
　マスルールとモルさんは自然派。
　アリババ君が首に巻いてるあの紐、あれは、中東のファッションで、香りを付けた紐を首に巻くようなのがあるので、それをモデルにしているような気がします。王宮で暮らしていた時期もあったのだし、そういうオシャレしてもおかしくない。
　ジュダルは何か香物やってますよね、きっと。アルサーメンのお世話係さんが服や髪に香りをつけてくれていそう。
　紅玉ちゃんはもちろん何かしてる。がんばってる。
　白瑛は、宮殿に戻ったら侍女とかに用意してもらうかもですが、遠征中はそういうのなしにしていそうです。
　白龍は、オシャレというより身だしなみとして気を使っていそう。
　スフィントス君は煙管使ってるからソレ系の匂いがするんだろうな。
　ティトスは、最初は物珍しくていろいろ試していてもおかしくないですね。