そもそも、千夜一夜物語って、最初は千夜もなかったそうですね。二百ぐらいだったとか。
そして、アラブ圏の知識人の間では廃れていったけど、フランス人のアントワーヌ・ガランが、「うーん、千夜あるはずなのに二百しか見つからない……残りの物語を探そう」と頑張ってしまった為に、本来なら入っていなかったはずのアラジンの話やシンドバッドの話を入れてしまったそうです。
そして、ガランが宮廷に紹介した千夜一夜物語が上流階級でうけて、アラビアンナイトブームが起こったとか。
おお、ガランさんありがとう。
遊牧民が砂漠で貼るテントは、天井部・壁面・男女の仕切りなどがそれぞれ1枚の織物。
材料は、羊や山羊の毛で、黒山羊の毛が最上級。
テントは、組み立てたら、直方体の箱型で、広さが10×5メートル、最後部の高さが2メートルが一般的な大きさだとか……ドラコーンとヒナホホは窮屈でしょうね。マスルールも窮屈そう。シン様たちは大きめのテント使ってそうですね。
コーヒー文化で、お客様は男性用スペースでコーヒーのもてなしを受けるそうですね。で、コーヒー飲んで話して、最後の締めが食事だとか。食べたらとっとと帰るのが正しいマナーだそうです。
古代にはコーヒーないかもしれませんが、中東世界ではかなり早く庶民に愛飲されるようになったらしいので、マギ世界にはあることにしたいな。
砂漠の食事は、1日3回。
朝食は、焼き立ての平たいパンにコーヒー、ナツメヤシ、羊や山羊の乳のヨーグルトとチーズ。
昼食は、羊の油脂を使った炊き込みご飯に、トマト・オクラ・ナス・鳥肉を煮込んだおかずをかけて食べたり。
夕食は、来客があれば豪華なのですって。
アラビアンナイト当時、トマトはまだ伝来していませんでしたが、マギ世界は各地の交流が盛んな印象を受けるので、あってもおかしくないかと。
シンドリアでは作ってると思います。
アラビアンナイト当時の料理を再現してみた本に書いてあったのが、料理は、防腐の兼ね合いもあって、甘酸っぱい味が多かったようです。
酸味は、ワインビネガー・ヨーグルト・レモン・柘榴で、甘味は、砂糖・蜂蜜・ドライフルーツでつけたそうな。
ヨーグルトは、クリームチーズに酸味があるような感じで捕えると、料理に幅広く使われても違和感ないです。
ドライフルーツも、ドバイ空港付近の機内食でレーズン入ったピラフとか出て来たけど、あれは確かにありだったし。
ただ、アラビアンナイトでよく聞くけど、料理に使う感覚がよくわからん材料といえば、バラ水です。ローズティーは飲むからお菓子に使うのはわかるんだけど、料理に使う場合はどんな感じなのかな。
食感は、とろみがあるものが多かった模様。薄いパンに乗せて手で食べる文化だから、垂れない方がよかったということでしょうね。
女性の衣装の写真では、サルトのハラケと呼ばれるドレスが素敵でした。すごく大きな布をぐるぐる巻いて、頭もその布でベールみたいに覆っちゃって、頭帯を締めるスタイル。なんというか、ジャーファルさんが似合いそうです。
コインの装飾が多いなと思ったら、昔は本当に銀貨とかを縫いつけてて、女性は自分の財産をそうして身につけていたようですね。
そして、カワールコレクションの花嫁のおじの衣装が、まんま銀行屋でした。銀行屋の上着はクンバーズ、外套はアバーヤ、被り布はクーフィーヤ、頭紐はイカール。
そして、花嫁の衣装が、刺繍いっぱいのドレスがトーブ、帯はヒザーム、被り布はシャームと言い、丁子の首飾りを身に纏うとか。花嫁は、婚礼の朝、丁子の首飾りを浸しておいた香りのよい水で身を清めてから衣装を着たそうです。
シンドリアは、もっと湿度が高いので東南アジアの文化も混じっていそうですが、参考になるかも。
マギには、ササン以外は宗教が無いと言うか廃れた感じがするので(そりゃ、あれだけすごい現世利益を齎すジンを見ちゃったら、ジンとソロモン王信仰になるよなぁ)、現実のイスラム女性のように布で身体を覆いまくっている衣装は少なそうです。
ただ、砂漠やら南方では陽射しの強さを遮る為に被り布が多いようなので、暗殺者ジャーファルさんは変装として、全身を覆い隠す系の女装しても違和感が無さそうです。腕細いし、肩幅も広くないですしね。
真っ黒で全身を覆うストンとしたドレスはアバーヤ、ベールはタルハと言うとか。
マハラガーンでモルさんが踊りだすページに描かれている楽器、テントの下の弦楽器は、シムシミーヤ。音色は、竪琴とギターの中間みたいな感じで結構かき鳴らす楽器のようです。
片面太鼓は、ダラブッカかな。
他にシンドリアにありそうな楽器は、ウード(リュートや琵琶の源流)、リック(タンバリンみたいな)、ミズマール(蛇使いの縦笛)、ラバーブ(胡弓)、ナーイ(尺八)、カーヌーン(琴)とかかな。
八人将で演ずるならば、シムシミーヤはシャルルカン、カーヌーンがヤムライハ、リックはピスティ、ミズマールはスパルトス、ウードがヒナホホで、ナーイがドラコーンで、ラバーブがジャーファルとかでしょうか。王様は、お歌で参加かと。
アラビア文字は、聖なるコーランを記す大事な文字なので、書家という職が成り立ったようです。
マギ世界ではコーランはなさげ(ササンにはあるかも。でも、ササンはもしかしたらゾロアスター教なのかも)ですが、代筆屋とかありそうですね。
ジャーファルさんは、暗殺者時代は読めればいいという悪筆で、後にがんばってキレイに書けるよう直したのならば、可愛いな。いや、暗殺者時代に厨二病なら文字読めそうだなと思って。
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そもそも、千夜一夜物語って、最初は千夜もなかったそうですね。二百ぐらいだったとか。
そして、アラブ圏の知識人の間では廃れていったけど、フランス人のアントワーヌ・ガランが、「うーん、千夜あるはずなのに二百しか見つからない……残りの物語を探そう」と頑張ってしまった為に、本来なら入っていなかったはずのアラジンの話やシンドバッドの話を入れてしまったそうです。
そして、ガランが宮廷に紹介した千夜一夜物語が上流階級でうけて、アラビアンナイトブームが起こったとか。
おお、ガランさんありがとう。
遊牧民が砂漠で貼るテントは、天井部・壁面・男女の仕切りなどがそれぞれ1枚の織物。
材料は、羊や山羊の毛で、黒山羊の毛が最上級。
テントは、組み立てたら、直方体の箱型で、広さが10×5メートル、最後部の高さが2メートルが一般的な大きさだとか……ドラコーンとヒナホホは窮屈でしょうね。マスルールも窮屈そう。シン様たちは大きめのテント使ってそうですね。
コーヒー文化で、お客様は男性用スペースでコーヒーのもてなしを受けるそうですね。で、コーヒー飲んで話して、最後の締めが食事だとか。食べたらとっとと帰るのが正しいマナーだそうです。
古代にはコーヒーないかもしれませんが、中東世界ではかなり早く庶民に愛飲されるようになったらしいので、マギ世界にはあることにしたいな。
砂漠の食事は、1日3回。
朝食は、焼き立ての平たいパンにコーヒー、ナツメヤシ、羊や山羊の乳のヨーグルトとチーズ。
昼食は、羊の油脂を使った炊き込みご飯に、トマト・オクラ・ナス・鳥肉を煮込んだおかずをかけて食べたり。
夕食は、来客があれば豪華なのですって。
アラビアンナイト当時、トマトはまだ伝来していませんでしたが、マギ世界は各地の交流が盛んな印象を受けるので、あってもおかしくないかと。
シンドリアでは作ってると思います。
アラビアンナイト当時の料理を再現してみた本に書いてあったのが、料理は、防腐の兼ね合いもあって、甘酸っぱい味が多かったようです。
酸味は、ワインビネガー・ヨーグルト・レモン・柘榴で、甘味は、砂糖・蜂蜜・ドライフルーツでつけたそうな。
ヨーグルトは、クリームチーズに酸味があるような感じで捕えると、料理に幅広く使われても違和感ないです。
ドライフルーツも、ドバイ空港付近の機内食でレーズン入ったピラフとか出て来たけど、あれは確かにありだったし。
ただ、アラビアンナイトでよく聞くけど、料理に使う感覚がよくわからん材料といえば、バラ水です。ローズティーは飲むからお菓子に使うのはわかるんだけど、料理に使う場合はどんな感じなのかな。
食感は、とろみがあるものが多かった模様。薄いパンに乗せて手で食べる文化だから、垂れない方がよかったということでしょうね。
女性の衣装の写真では、サルトのハラケと呼ばれるドレスが素敵でした。すごく大きな布をぐるぐる巻いて、頭もその布でベールみたいに覆っちゃって、頭帯を締めるスタイル。なんというか、ジャーファルさんが似合いそうです。
コインの装飾が多いなと思ったら、昔は本当に銀貨とかを縫いつけてて、女性は自分の財産をそうして身につけていたようですね。
そして、カワールコレクションの花嫁のおじの衣装が、まんま銀行屋でした。銀行屋の上着はクンバーズ、外套はアバーヤ、被り布はクーフィーヤ、頭紐はイカール。
そして、花嫁の衣装が、刺繍いっぱいのドレスがトーブ、帯はヒザーム、被り布はシャームと言い、丁子の首飾りを身に纏うとか。花嫁は、婚礼の朝、丁子の首飾りを浸しておいた香りのよい水で身を清めてから衣装を着たそうです。
シンドリアは、もっと湿度が高いので東南アジアの文化も混じっていそうですが、参考になるかも。
マギには、ササン以外は宗教が無いと言うか廃れた感じがするので(そりゃ、あれだけすごい現世利益を齎すジンを見ちゃったら、ジンとソロモン王信仰になるよなぁ)、現実のイスラム女性のように布で身体を覆いまくっている衣装は少なそうです。
ただ、砂漠やら南方では陽射しの強さを遮る為に被り布が多いようなので、暗殺者ジャーファルさんは変装として、全身を覆い隠す系の女装しても違和感が無さそうです。腕細いし、肩幅も広くないですしね。
真っ黒で全身を覆うストンとしたドレスはアバーヤ、ベールはタルハと言うとか。
マハラガーンでモルさんが踊りだすページに描かれている楽器、テントの下の弦楽器は、シムシミーヤ。音色は、竪琴とギターの中間みたいな感じで結構かき鳴らす楽器のようです。
片面太鼓は、ダラブッカかな。
他にシンドリアにありそうな楽器は、ウード(リュートや琵琶の源流)、リック(タンバリンみたいな)、ミズマール(蛇使いの縦笛)、ラバーブ(胡弓)、ナーイ(尺八)、カーヌーン(琴)とかかな。
八人将で演ずるならば、シムシミーヤはシャルルカン、カーヌーンがヤムライハ、リックはピスティ、ミズマールはスパルトス、ウードがヒナホホで、ナーイがドラコーンで、ラバーブがジャーファルとかでしょうか。王様は、お歌で参加かと。
アラビア文字は、聖なるコーランを記す大事な文字なので、書家という職が成り立ったようです。
マギ世界ではコーランはなさげ(ササンにはあるかも。でも、ササンはもしかしたらゾロアスター教なのかも)ですが、代筆屋とかありそうですね。
ジャーファルさんは、暗殺者時代は読めればいいという悪筆で、後にがんばってキレイに書けるよう直したのならば、可愛いな。いや、暗殺者時代に厨二病なら文字読めそうだなと思って。
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