つくよみ

　うん、グレートハンサムさんは己の痛さに気づいていない、厨二以前の小二病のような気がしてたんだ。やっぱりか。
　得意げなのが可愛いですね。が、その年でそれだとイロイロ手遅れですアリババ君……

　そして、久しぶりのモルさんが、ハイパーつきのグレートハンサムなのがさすがの自己認識ですねアリババ君。モルさんが自分よりハンサムなの認めてんのな。
　逞しさを称賛されて嬉しそうなモルさんも、可愛いです。

　師匠が慌てていますね。
　この慌てぶりから見るに、師匠も王様真似て自伝書書いてた過去あってもおかしくない気がします。

　アリババ君はすごい自己回復力を持ったバランスのイイ人格だけど、子供っぽ……えーと、少年の心残りまくりの所がありますから、これ、たぶんなかなか改善しないかと。
　モルさんでこの反応で、先週のアラジンがお花畑状態だったことを考えると、アリババ君に惚れてる２人はたぶん褒められまくりの自伝書読まれても照れるだけで受け入れちゃいそうだな。冷静なツッコミが出来そうなのは、白龍ぐらいか。いや、白龍もダメかも。

　かつてガチの厨二病で現在は立派な大人のジャーファルさんが、焦っていますね。だけど、アリババ君がずっとこの調子で行くのならば、もういいような気もしますが。眷属的にもＯＫみたいですしwww　
　
　文才は、シンドバッドが遥かに上な気がします。
　アリババ君は、賢くて、平易な言葉でわかりやすく物事を説明出来る人だと思いますが、芸術方面はちょっと寂しくて、物語の構成や展開がテンプレで演出が平凡で修飾語句にセンスが無いと見た。
　シンドバッドは、たぶん、ジェットコースターのような、上がって上がって落ちて、落ちて落ちて上がって、バトルメインにしながらも日常・ロマンス・ほのぼの・人情をバランスよく配置した上で、新鮮な驚きのある展開をする物語を書いているのだと、信じております。修飾語句のボキャブラリーは吟遊詩人レベルなのでしょうし。千年に１人の才能ですからね！
　ただし、王様は、才能があるが故に、こうすれば物語はもっと盛り上がる、とわかってしまうと、つい話を盛ってしまうのでしょう……彼の養い子は全員初期に騙されてそうですな。そして、後に嘘だと気づいてマジで怒るのがジャーファルさん、王様を信じようとして嘘と真実の狭間で悩みそうなのがスパルトス、諦めのため息をつくのがヤムライハ、最後まで信じてたのがシャルルカン、すぐに嘘を見抜くので被害が少なく笑って許してくれそうなのがピスティかと思います。女性陣の方が、嘘見抜くの上手だし嘘を吐かれても動揺少ない気がしますね。