つくよみ

　マグノ編はもっとヤムさんについて触れるかと思っていましたが、不吉なフラグが１つ増えただけで、ヤムさんの過去には触れられていませんね。
　でも、今後ヤムさんの過去が詳細に描かれたら、死亡フラグみたいで怖いなという気持ちもあって、複雑です……

　マグノ編をやったからこそ、ヤムライハのムスタシム王家への忠誠が、ちょっと異色ですね。
　なので、ヤムライハは王家と繋がりがあり、魔術師だということで迫害を受けなかったのではないか、と推測します。

　魔法使いは生まれつきですが親が魔法使いとは限らないので、貴族の家に強力な魔法使いが産まれる可能性はあるし、その場合は、異端視はされても、モガメットたちのように捨て駒扱いはされないと思うんですよね。むしろ、その場合は、魔法使いの家庭教師とかつけて才能を伸ばして懐刀とかにしそうな感じ。
　なので、ヤムさんは、クーデターが起こるまでは、モガメットが家庭教師として魔法教育を施し、異端視されて寂しい思いをしたとしても貧困にあえいだりはせず、クーデターが起こって初めて、魔法使いたちが虐げられていたことに気づいたけれど実感は乏しい感じかと。
　貴族出身なら、周辺の人物、下手したら家族を殺されてしまったかもしれませんし。それならば、モガメットに迎合出来なかった理由も理解できます。

　クーデターが起こったのは、ヤムライハが１３歳ぐらいだと思いますが、その直後にシンドバッドに救出されたのか、それとも、３年ぐらいモガメットと共に過ごしてもう耐えられないとなった時にシンドバッドが現れたのかは、現時点では謎ですね。
　回想シーンで絵があったシンドバッドに拾われた当初のヤムライハは幼い感じがしますが、大高先生の絵は、体格差を強調して描く気がするので、『子供』とされる年齢だったんだろうなとは推測出来ますが、それ以上は確定出来ません。ジャーファルさんとか、初登場と比べたらどんどん若くなっていって、今、１０代と言われても納得出来る顔になってますし。

　ヤムライハが、結界などで魔力を使い過ぎて死亡とかになったら、シンドバッド敵対コースですよね。
　その場合は、シャルルカンが離反すると思います。スパピスも離反するんだろうな。ヒナホホとドラコーンは家族がいるから、最後の最後にはシン様自らで手放しそう。マスルールは、己から離反しないでしょうけど、シン様が手放すかどうかは五分五分かな。シンジャがマスルールの生存を願って離反を命じたら、マスルールはそれに従うしかなさそうだ。ジャーファルさんは、シン様がどれだけ命じても最期までお供するイメージ。つか、シン様が死ぬしかないなら、ジャーファルさんは、生き残らせるよりつれていってやって欲しいです。

　シン様が敵対するけど後に和解ルートなら、魔力使いはたしたヤムライハを冷凍保存みたいにしておいて、最終的に復活出来る感じでしょうか。

　マグノ編が終わったら、アラジンたちは一度シンドリアに戻ってくるはずですけど、その時にスフィントス君も一緒にシンドリアに来たら楽しそうですね。
　スフィントス君は、マグノで伝説の天才魔導士と謳われていたヤムライハに興味あると思うんですよ。それで、ヤムライハはスタイルのイイ美人のお姉さんですし、スフィントス君ならヤムさんの魔法トークもある程度は理解出来てドン引きしないでしょうし。
　そうやって、スフィントス→ヤムライハになったら、シャルルカンがイラっとしてくれそうなので、シャルヤム的に、そういう展開を期待します！

　悲劇的展開だって萌えますけど、でも、シンドリアは八人将も王様も皆幸せになるといいなぁ！