シンドリア王国の有能政務官について、思ってることをぽつぽつと。
立ち位置としては思いっきり脇役なのですが、萌え設定が詰まっていますよね。
アラジン・アリババ君を主人公とする『マギ』ではメインキャラシンドバッドに付随する、という位置の脇役ですが、『シンドバッドの冒険』では主人公シンドバッドに最も近しいキャラとして重要なメインキャラなので、設定作り込んでいるのかな。
王の器MAXな主に対して忠誠心MAXな従者で、正邪入り混じる主の理解者で、最後まで一緒に行くことを誓っていて、元暗殺者で襲撃が出会いで、政治的に国の№2で、軍事的にも八人将で、おかんみたいに世話好きで、主を叱ることが出来て、穏やかそうなのに気が短くて、子供好きで、主の敵に対しては狂犬モードで、色素薄くて、脚の傷、てもうイロイロ詰まり過ぎです。
これだけ設定を詰めて破綻しておらず、むしろギャップで萌え倍増なのは、素晴らしいです。
ジャーファルさんが子供に優しいのが、すごく素敵。
どう考えてもろくでもない子供時代を過ごしているはずなのに、世の中には哀しいけれど継続してしまう負の連鎖というものがあって、先輩にいびられた人が後輩をいびるようになり、姑に苛められた嫁がやがて嫁を苛める姑になり、親に虐待された子供が親になった時に我が子を虐待してしまったり、そういうことがたくさんあるのに、ジャーファルさんがその負の連鎖を断ち切っているのが、素晴らしいです。
本当に今幸せで、シンドバッドによって心底から救われたんだろうな。
シンドバッドと出会えたことで、己の人生を肯定出来ているんだろうな。
だから、幸せそうな子供を見て、自分はあんなに不幸だったのにと妬んだりしなくていいし、傷ついた子供を見れば、かつての私が救われたのだからこの子たちも幸せになるべきだ、と優しくできるんでしょう。
プロトタイプによれば、出会いは10歳のようですね。
人間性をそぎ落とされまくった状態の10歳が出会って、そこからもう15年以上連れ添っているなら、ジャーファルさんがシンドバッド色に染まりまくっているのも、あの若さで雰囲気が熟年夫婦なのも、納得です。
それに、シンジャって、単純に、人格を形成する大事な時期に側に居た延べ時間がすごく長いですよね。
旅の仲間って、24時間365日一緒ですもんね。
おまけに、己をシンドバッドの従者と定めているジャーファルは、うっかりシンドバッドから目を離すと酒飲んで全裸で道端に転がっているかもしれないから、常にシンドバッドのことを気にし続けてきたに違いない。幼い子供を持つお母さんのレベルで。
そりゃ、シン様中心に世界が回るようになっちゃうわ。
シンドバッドが魔力操作修行してる1年間、何をしていたんでしょうね?
修行についていってシン様の身の回りの世話を焼いていても不思議はありませんが、どこかで勉強してた可能性もありますよね。どっかの学院に入ったり、どっかの王宮で見習いさせてもらったり。
一緒についていくよりも別行動の方が萌えるので、別行動説を支持しております。
それで、1年後に再会したシン様は、ジャーファルの成長に驚いたらいい。
キレた時の元ヤンな言動と普段の楚々とした政務官ぶりとに差があるジャーファルさんが、楚々とした風情を身に付けたのがこの別離期間中だったら、シンジャ的に美味しいです。
ジャーファルさんは仕事が趣味らしいですが、彼の仕事量がヤバいことになっている気がしてなりません。
シンドリアの権力がシンドバッドに集中しているからこそ、その腹心であるジャーファルは、案件に対して主の判断を仰ぐか主を煩わせる程ではないとするか、選別も行っているはずだから、単純に、目を通す書類の量がシンドバッドより多いですよね。
まぁ、ドラコーンさんは有能なはずなので、軍部に纏わる雑事は一切関与しないと思いますが、それでも、立法・司法・経済・福利厚生・外交・国土開発・王宮の管理は携わっていることでしょう。
その上、シンドバッドが外交で留守にする時には、最終的には帰国したシンドバッドが決定権を持つとはいえ、暫定的に国印を預かって責任者になっていそうです。
おまけに、王様は、飲み過ぎるととんでもない自体を引き起こす可能性があるので、王様のことも常に気に掛けておかないといけない……どう考えても、仕事多過ぎる。
でも、仕事好きだし、自分を必要とされていないと不安っぽいし、八人将は家族で国民からも慕われているし、何よりシンドバッドと公私共に最も近しいから、ジャーファルは幸せなんだろうな。私服無くて友達いなくても。
シンドバッドがハイスペックなので、1番近くに居続けようとしたら、すごい努力が必要だったんだろうな。
シンドバッドの役に立てるように、必要としてもらえるように、と自分を変え続けていった結果が……男だがおかん、な現状なのでしょう。
人生が1か所に集約されているから、シンドバッドと物理的に離れている時間が長いと辛そうですね。普段シンドバッドの世話を焼いている部分の時間や手間を持て余しているはずだ。
だから、子供を太らせてしまう……
シャルルカンもヤムライハも太らされたことありそうです。人からの贈り物を捨てられないスパルトスも、勧められた食べ物断り切れずに太っていそう。ピスティだけは、おしゃれ番長なので、自衛して太らずに乗り切れたのではなかろうか。
マスルールは、モルさんと同じく、運動してたから太ってない感じ。
でも、1番最初に育てたマスルールが太らなかったから、ジャーファルがやり過ぎるようになった、という側面もあると思われ。
今頃、シンドバッドが長めの出張に出てたら、オルバたちが太らされていそうです。
アラブは、お菓子がやたらと甘いイメージ。以前食べたバクラーワは、歯が溶けそうに甘かった。
ジャーファルは、幼い頃甘い物を食べたことがなくて、シンドバッドに拾われてから初めて甘い物食べさせてもらって、シンドバッドが抱っこして甘いこと言いながら食べさせてくれた思い出があんまり幸せだから、甘い物には幸せなイメージがあって、シンドバッドが拾ってきた子供たちにも同じようにしてあげたのでしょうね。
で、シンドバッド不在だと、やり過ぎて太らせる。
味覚は、暗殺教団で施された教育によって、毒など摂取し続けて鈍かった/毒を判別できるように鋭敏、のどっちかのイメージがあります。
宴会絵で盛大に酔っ払っていたので、毒が効かない身体なのでどれだけ飲んでも酔わない設定は崩れていそうですが、あの政務官は三徹後に宴会が来たからあれだけ酔った、という可能性もあるので、まだどちらでもいけそうな感じ。
個人的には、元暗殺者設定を活かして、毒に強くて毒に敏くて、基本的に酒に強いけど普段は飲まず、しかし徹夜続きだとさすがに酔っ払い、酔ったら性質が悪い、というのがいいです。
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立ち位置としては思いっきり脇役なのですが、萌え設定が詰まっていますよね。
アラジン・アリババ君を主人公とする『マギ』ではメインキャラシンドバッドに付随する、という位置の脇役ですが、『シンドバッドの冒険』では主人公シンドバッドに最も近しいキャラとして重要なメインキャラなので、設定作り込んでいるのかな。
王の器MAXな主に対して忠誠心MAXな従者で、正邪入り混じる主の理解者で、最後まで一緒に行くことを誓っていて、元暗殺者で襲撃が出会いで、政治的に国の№2で、軍事的にも八人将で、おかんみたいに世話好きで、主を叱ることが出来て、穏やかそうなのに気が短くて、子供好きで、主の敵に対しては狂犬モードで、色素薄くて、脚の傷、てもうイロイロ詰まり過ぎです。
これだけ設定を詰めて破綻しておらず、むしろギャップで萌え倍増なのは、素晴らしいです。
ジャーファルさんが子供に優しいのが、すごく素敵。
どう考えてもろくでもない子供時代を過ごしているはずなのに、世の中には哀しいけれど継続してしまう負の連鎖というものがあって、先輩にいびられた人が後輩をいびるようになり、姑に苛められた嫁がやがて嫁を苛める姑になり、親に虐待された子供が親になった時に我が子を虐待してしまったり、そういうことがたくさんあるのに、ジャーファルさんがその負の連鎖を断ち切っているのが、素晴らしいです。
本当に今幸せで、シンドバッドによって心底から救われたんだろうな。
シンドバッドと出会えたことで、己の人生を肯定出来ているんだろうな。
だから、幸せそうな子供を見て、自分はあんなに不幸だったのにと妬んだりしなくていいし、傷ついた子供を見れば、かつての私が救われたのだからこの子たちも幸せになるべきだ、と優しくできるんでしょう。
プロトタイプによれば、出会いは10歳のようですね。
人間性をそぎ落とされまくった状態の10歳が出会って、そこからもう15年以上連れ添っているなら、ジャーファルさんがシンドバッド色に染まりまくっているのも、あの若さで雰囲気が熟年夫婦なのも、納得です。
それに、シンジャって、単純に、人格を形成する大事な時期に側に居た延べ時間がすごく長いですよね。
旅の仲間って、24時間365日一緒ですもんね。
おまけに、己をシンドバッドの従者と定めているジャーファルは、うっかりシンドバッドから目を離すと酒飲んで全裸で道端に転がっているかもしれないから、常にシンドバッドのことを気にし続けてきたに違いない。幼い子供を持つお母さんのレベルで。
そりゃ、シン様中心に世界が回るようになっちゃうわ。
シンドバッドが魔力操作修行してる1年間、何をしていたんでしょうね?
修行についていってシン様の身の回りの世話を焼いていても不思議はありませんが、どこかで勉強してた可能性もありますよね。どっかの学院に入ったり、どっかの王宮で見習いさせてもらったり。
一緒についていくよりも別行動の方が萌えるので、別行動説を支持しております。
それで、1年後に再会したシン様は、ジャーファルの成長に驚いたらいい。
キレた時の元ヤンな言動と普段の楚々とした政務官ぶりとに差があるジャーファルさんが、楚々とした風情を身に付けたのがこの別離期間中だったら、シンジャ的に美味しいです。
ジャーファルさんは仕事が趣味らしいですが、彼の仕事量がヤバいことになっている気がしてなりません。
シンドリアの権力がシンドバッドに集中しているからこそ、その腹心であるジャーファルは、案件に対して主の判断を仰ぐか主を煩わせる程ではないとするか、選別も行っているはずだから、単純に、目を通す書類の量がシンドバッドより多いですよね。
まぁ、ドラコーンさんは有能なはずなので、軍部に纏わる雑事は一切関与しないと思いますが、それでも、立法・司法・経済・福利厚生・外交・国土開発・王宮の管理は携わっていることでしょう。
その上、シンドバッドが外交で留守にする時には、最終的には帰国したシンドバッドが決定権を持つとはいえ、暫定的に国印を預かって責任者になっていそうです。
おまけに、王様は、飲み過ぎるととんでもない自体を引き起こす可能性があるので、王様のことも常に気に掛けておかないといけない……どう考えても、仕事多過ぎる。
でも、仕事好きだし、自分を必要とされていないと不安っぽいし、八人将は家族で国民からも慕われているし、何よりシンドバッドと公私共に最も近しいから、ジャーファルは幸せなんだろうな。私服無くて友達いなくても。
シンドバッドがハイスペックなので、1番近くに居続けようとしたら、すごい努力が必要だったんだろうな。
シンドバッドの役に立てるように、必要としてもらえるように、と自分を変え続けていった結果が……男だがおかん、な現状なのでしょう。
人生が1か所に集約されているから、シンドバッドと物理的に離れている時間が長いと辛そうですね。普段シンドバッドの世話を焼いている部分の時間や手間を持て余しているはずだ。
だから、子供を太らせてしまう……
シャルルカンもヤムライハも太らされたことありそうです。人からの贈り物を捨てられないスパルトスも、勧められた食べ物断り切れずに太っていそう。ピスティだけは、おしゃれ番長なので、自衛して太らずに乗り切れたのではなかろうか。
マスルールは、モルさんと同じく、運動してたから太ってない感じ。
でも、1番最初に育てたマスルールが太らなかったから、ジャーファルがやり過ぎるようになった、という側面もあると思われ。
今頃、シンドバッドが長めの出張に出てたら、オルバたちが太らされていそうです。
アラブは、お菓子がやたらと甘いイメージ。以前食べたバクラーワは、歯が溶けそうに甘かった。
ジャーファルは、幼い頃甘い物を食べたことがなくて、シンドバッドに拾われてから初めて甘い物食べさせてもらって、シンドバッドが抱っこして甘いこと言いながら食べさせてくれた思い出があんまり幸せだから、甘い物には幸せなイメージがあって、シンドバッドが拾ってきた子供たちにも同じようにしてあげたのでしょうね。
で、シンドバッド不在だと、やり過ぎて太らせる。
味覚は、暗殺教団で施された教育によって、毒など摂取し続けて鈍かった/毒を判別できるように鋭敏、のどっちかのイメージがあります。
宴会絵で盛大に酔っ払っていたので、毒が効かない身体なのでどれだけ飲んでも酔わない設定は崩れていそうですが、あの政務官は三徹後に宴会が来たからあれだけ酔った、という可能性もあるので、まだどちらでもいけそうな感じ。
個人的には、元暗殺者設定を活かして、毒に強くて毒に敏くて、基本的に酒に強いけど普段は飲まず、しかし徹夜続きだとさすがに酔っ払い、酔ったら性質が悪い、というのがいいです。
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