政治全般と王のお世話で大忙しで、王様不在時には一時的に全権を預けられていそうな政務官様や、軍部を統括していそうなドラコーン将軍はいいとして、他の皆さんの通常業務ってどうなっているんでしょうね？
と言う話を、続きでちょっと語ってみる。
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ヤムライハの通常業務は、結界維持と魔法部門統括的なお仕事と研究で忙しいのだろうな、と思います。
シンドリアは南海生物の問題があるから、貿易の為の商船は船団を組んで八人将をつれて移動しているイメージなので、ジャーファル・ドラコーン・ヤムライハ以外のメンバーは、２人ずつ交代で商船護衛任務についていそうですね。
で、その中でも、商船護衛任務は、ヒナホホとスパルトスが多いイメージ。
ピスティは、商船護衛以外に、鳥さんとか猫さんとか使って、国内の情報収集とか警戒とかも出来そうだし、土産物の開発とかに携わっていそうだ。
シャルルカンは、商船護衛と、部活に例えるならばドラコーンが顧問の教師でシャルルカンはコーチ、みたいな感じで、武官たちの鬼コーチ役をしていそうですね。
マスルールは、シャルルカンと同じくコーチ役もあるけどこっちはあまり真面目にやってなくて（モルさんのコーチを真面目にやってるのはモルさんが気に入っているから）、その代わり、ジャーファルさんからシンドリアの森林部のパトロールを任されていたらいいな。武官によるパトロールはあるだろうけど、マスルールが１番勘が鋭いし、常人が入れない場所とかもチェック出来るし、みたいな。シンドリアの森はマスルールの庭、みたいな。
王様の外交は、２名ぐらい八人将の誰かを伴っていくイメージ。
バルバッドではジャーファル・マスルールだったけど、これは特例で、ジャーファルさんは同行しない外交が多いんだろうと思います。特に、長期間になりそうな場合は、ジャーファルさんに国の面倒みてもらわないと安心して王様が出かけられませんからね。
シャルルカンは外交のお供が多そう。エリオハプトの王族出身で社交的だから、数字が絡む会議では役に立たなそうだが宴席では盛り上げ役として活躍出来るはず。
スパルトスは真面目でお堅いから宴席は得意じゃないかもしれませんが、会議は真面目に参加してくれそう。
ピスティは、絹織物やら装飾品やら自分の得意分野の会議なら、数字にも強そうです。そして、宴席はもちろん得意だが、反対に、男たらしまくらないようにお目付け役必要っぽい。
ヒナホホさんは、会議とかは得意じゃないけどなにしろ人徳がある。
マスルールは会議は荷物持ち以外に役に立たず宴席でも食べてばっかりな気がしますが、怪しげな気配を察したりするのは誰よりも敏いから、護衛として最もお役立ち。外見に威圧感もあるだろうし。
ドラコーンさんは、軍部を治める必要があるから、あまり外交についていったりはしないけど、七海連合の武力についての会議とかなら行くのかも。ただし、その場合、お留守番してるジャーファルの負担が半端無いことになってしまいますが。
ジャーファルは、そこまで長期的にならず、数字的な攻防が激しい会議の時に同行するイメージ。そして、シンドバッドもジャーファルも不在とか、ドラコーン将軍の心労は大変だろうな。イムチャック族の文官さんとか、ジャーファルの帰りを夢に見るレベルで待っていると思われ。
南海生物の危険があるから、個人単位でシンドリアに小さな船で渡ってくる商人はほぼおらず、八人将随行の商船の船団での買い付けやら、商人が船団の船に乗せてもらったりになるから、密輸とかは少ないと思っています。国家の目が行き渡っていて、関税の脱税とかも難しい感じ。
シンドリアの武官のお仕事は、王宮や港の警備、街や森のパトロール、鍛練、近海警備と商船護衛、でローテーションが組まれていそうですね。
で、近海警備と商船護衛は、ヒナホホが主に担当しているのかも。森のパトロールはマスルールが不定期にやってて、鍛練はシャルルカンが頑張ってる。
スパルトスは真面目だから勉強もしてて、内陸勤務では、港の税関みたいな所で文官と一緒にチェックしつつ、いざという時用の武官として務めているかも。
ピスティは、商船警護と近海警備と、動物を使って国内に不審な動きがないかチェックする役（秘密裏に）以外は、貿易関係の企画開発に携わっていそうです。流行り物に敏感を通り越して、国内の流行を作る、ぐらいのスタンスで。
ヤムライハは、基本的には王宮引き籠り。外交は、よっぽど魔法の専門的な話が必要な場合じゃないと同行せず。一応、名目上は黒秤塔の責任者だけど、書籍や実験道具の新規購入や管理規定なんかはちゃんと定めるけど、他の細々したことはあんまりしていないというか。
王宮には、文官と武官と、庭師・料理人・女官などの使用人がいて、使用人系の職業は、その職能毎にトップがいて、その更に上にジャーファルがいるイメージ。女官なんかは塔毎に女官長がいて、各女官長がジャーファルに報告を挙げていそうだ。
ヒナホホは一応軍部所属で、組織図としてはドラコーンの下になるけど、港関連には独自の裁量権があったり、直属の部下がいそう。
シャル・マス・スパ・ピスは、直属の部下とかはいないっぽい。内勤でコーチ業が多いシャルルカンは次期八人将候補の面倒を見ていそうだけど、裁量権はなさげ。
魔法関連は、ヤムライハ担当。彼女の下に何人も魔導士がいて、指示を出したりもするし、有事には裁量権もある。だけど、魔法関連部門の全体の方針を決めたりするのは王様で、基本的にヤムライハは自分の研究に没頭してる。魔導士の勤務査定とか勤務時間調整とか細々したことは、担当の文官がいて、その文官の直属の上司がジャーファル。
ドラコーンは軍部全体を治めていて、王様とジャーファルが外交に出ちゃった場合などは、文官にもある程度命令権はありそう。
ジャーファルは、王様が国を留守にしている間は、国印を預けられていて、他の八人将屋軍部に対しても命令権を持っている気がします。実質上の宰相。
……ジャーファルの権限がでかくて重い気がしてなりません。これだと集中させ過ぎだ。普通だとクーデターの心配が出てくるぞこれ。まぁ、シン様が単体で世界最強の軍事力を保有してて、ジャーファルの野心が０なので、何も問題は無いですが、……いや、シンドバッド不在時に仕事し過ぎという問題が残っていますね。
