つくよみ

　こないだのアニメマギは、バララークでしたね！
　ジャーファルさんがやたらヒラヒラしてたし、アニメのシンのキャラデザはあまり好きではないけど、アップになったあの顔は原作に似ててカッコ良かったです！　そして、魔装最高！　フォカロル期待してます。
　唸るジャーファルさんも可愛かったです。ナンド兄弟は、あの後霧の団のアジトに戻らずに早々に出国すべきだと思う。夜に霧の団のアジトでばったり出会ったりしたら始末されちゃいそうだよ。
　続きに、今週の本誌感想。　

　アラジンは加勢はせずに両側の邪魔をするスタンスかと思っていたので、マグノの魔導士と協力して攻撃していたのは、少し予想外でした。
　まぁ、マギの全力がまだ解放できないから、その間の時間稼ぎとしてファナリスを止めてたのかな。ファナリスならあの攻撃でも生き残っていそうですし。

　アラジンが望んでいるのは争いの終結であってマグノの勝利ではないので、アラジンのやりたいことって、修行したアラジンの本領発揮→ファナリス含めたレーム兵士を崩された結界の外側に押し出す→モガメットが結界復活→再防御中にマグノの地下のヤバい代物をアリババ君と倒す、とかでしょうか。
　
　マグノがレームの属領になっても煌帝国の支配下になってもマズイですけど、この戦争の落とし所ってどこでしょうね？
　能力解放したアラジンならルフの瞳でヤムさんと話せるから、シンドリアの食客という立場を活かして、マグノを七海連合に入れる形になる、とかでしょうか。
　シンドリア的には、マグノは非魔導士差別がアウトでしたけど、アラジンとアリババ君が地下のヤバいの壊して、５等市民開放とかして、モガメットに対してソロモンの知恵とかやって、非魔導士から魔力吸い上げる政策を無しにしたら、七海連合に入れるのも吝かじゃない気がします。
　ヤムさんは複雑だろうけど、確実に戦力になりますからね。あと、マグノは商売下手だから、シンドリアはそこを助力しつつ魔法技術提携結ぶと双方美味しいかと。

　シェヘラザードとアラジンが話をするかもしれないけど、シェヘラザードを説得するのはこの段階では無理でしょう。後の展開の為の顔見せはありだと思いますが。
　
　アリババ君が、空気ですよね。今、何をしているんだろう。
　地下の何やらを倒す時と、煌帝国がこの戦場にやってきて説得するとかなった時には、役だってくれると思うのですが。

　次週、修行したマギ様の本気魔法を楽しみにしておきます！

　アラジン様がイケメンだった件について。

　ファナリスの淑女が、予想以上に荒ぶっておられた。
　貴族教育を受けた結果が彼女だとすると、モルさんは環境が劣悪だったのにおしとやかだな～。
　ムーは、紳士だが黒かった……


　ファナリスは身体能力がチートで１人投入すれば局地戦はひっくり返せるから、ファナリス兵団という文字を最初見た時に戦力バランスが心配になるぐらいだったし、ユナンが特別な措置をしてるのが疑問だったのですが、自然に発生した変異種なのではなく、何やらわけがあるようですね。
　アルマトランで戦争時に遺伝子を弄って身体能力強化体とか研究されて、モルさんたちはその末裔なのかな。
　それか、発生にユナンが絡んでいるか。シェヘラ様はムーを気に入るまではファナリスどうでも良さげだったから、シェヘラ様は発生にはノータッチっぽい。

　アラジンは、どちらの味方をするとかどちらが正しいとかじゃなくて、命を奪い合い憎しみの連鎖を生みだす殺し合いを終わらせる、というスタンスなんですね。
　組織の中に組み込まれたり組織を代表したりすると、そういう自由な思想は貫けないから、アラジンは己の使命に生きて死ぬつもりなんだろうな。

　ティトス君が、ホント、女性キャラだったらアラジンに惚れるだろうシーンでした。
　そして、アラジンのメンタルが強過ぎる。
　ティトス君はアラジンと立場が似ているので、普通だったら、ティトス君を引っ張り上げる時にもっと心揺れたり共感しそうなモノだが、例えばアリババ君なら手を引っ張り上げつつ泣いてる気がしますが、アラジンは全然平気そうだ。精神年齢いくつなんだろうな。

　シンドバッドも手を差し伸べて人を救っているけれど、共感の成分がアラジンより多くて甘い気がします。
　アラジン様は、達観し過ぎてると言うか。シンドバッドは己が救えなかった相手の為に涙することがありそうだけど、それは彼の弱さだと思うけれど、アラジン様は悲しみはしてもその悲しみに揺さぶられない感じがしてなりません（根拠：ドウニャ）。
　いや、イケメンですけどね。
　
　王の器のメンタルですが、

　白龍は、自分のことで精いっぱいなので他者に共感する余裕が無く、己の軸もグラグラ。
　紅玉ちゃんは、視野が狭いので理解が足りずに共感が足りない場合があるが、軸は多少揺れても自力で戻せる。
　白瑛さんは、共感は出来るものの理想に生きる為に無意識に目を瞑っていて共感が足りない部分があるが、その分軸が安定している。だが、理想の範疇外を理解せねばならない時がきたら、軸がぽっきり折れるかもしれない。
　アリババ君は、すごく共感してくれるので、その分振り回されて軸もめっちゃ揺れる。時間を掛ければ、軸は元の安定した状態に戻せるが、戦場ではそのタイムラグが命取り（アラジンのサポートが必要）。
　紅覇ちゃんは、理解はするが共感は意図的にシャットアウト。自覚している依存対象である紅炎が健在ならば、軸もずっと安定。
　ムーは、共感はある程度までと割り切っている。依存対象であるシェヘラザードが安定しているので、軸も揺らがず。
　シンドバッドは、深く共感し、それ故に軸も揺れるが、持ち直しが早く強いので、結局は安定している。挫折に強い。

　という印象があります。

　ちなみに、マギのメンタルは、
　
　ユナンは、共感をしてもそれは物語を読むようなもので、基本はまったく揺らがず。
　シェヘラザードは、共感はあまりしない。軸は安定。
　アラジンは、共感はある程度まで。軸は安定。
　ジュダルは、基本的に共感は一時的にシャットアウトしているが、例外あり。依存したいタイプなのだが依存に失敗しているので、軸はいつでも不安定。

　かと思います。ジュダルちゃんだけ年相応。

　他のキャラは、

　モルジアナは、共感は深い。軸は、現在着々と積み上げて築き上げている。
　ジャーファルは、共感は結構深いが意図的にシャットアウトも可能。ていうか、シンドバッドの敵は共感対象にならず。シンドバッドに激しく依存しているので、シンドバッド関連で波風立たない限り、軸は安定。
　マスルールは、共感はある程度まで。シンドバッドに依存しているので、軸は安定している自覚あり。
　カシムは、共感が実はかなり深く、それ故に軸が折れたら元に戻すのが難しい。
　ヤムライハは、共感はそこそこ、軸もそこそこ。依存対象は、魔法とシンドバッド。
　シャルルカンは、共感は深い。シンドバッドに依存することで軸が安定していることを、自覚しておらず。
　ティトスは、共感は深くて、軸は現在最弱。
　モガメットは、共感は特定の対象だけに非常に深く、他はシャットアウト。軸は安定。

　
　えーと、逆境に強いのがシンドバッドで、アリババ君は柔軟に持ち返すけど時間が掛かり過ぎ、メンタル最弱がティトスで、白龍は弱い以上に不安定、依存して軸が安定している人は自覚してる人としていない人がいる、という感じじゃないかと思っています。

　次週、アラジン様がイケメン爆発しそうですね。
　……あ、あの、アリババ君の見せ場、は？
　

　明日はサンデーの日だから、その前に先週の感想を書いておきます。

　表紙のイケメンオーラがすごかったですね！　さすがシン様！
　
　と、イケメンオーラにクラクラした後で、ＢＳを見てなんとも言えない気持ちになるのでした。
　あの、オラミーはすごく可愛いですし、オラミージャーファルも、ジャーファルをシン様の肩に行かせてやろうとしているヒナドラも可愛かったですが……王様オラミーはどう見ても変質者です。アウトです。取り返しがつきません。
　ホント、作中１番のチート能力なイケメンモテキャラなのに、作中１番のネタキャラでもありますよね。さすがシン様……

　その前の号を読んだ時から思っているのですが、モガメットとシェヘラザードの主張の違いって、なんだか、子供の教育方針の違いに似ていますよね。
　モガメットは、虐げられる子供に心を痛めたからこそ、『うちの子』の為に道を作って導き、全てから囲い込むように守る母的スタンス。
　シェヘラザードは、ある程度環境を整えた後は放置して、子が自力で新しいことを始めるのを待つ父的スタンス。
　髭もじゃのお爺さんが母性ＭＡＸで、外見キラキラなロリっ娘が父性ＭＡＸって、対比として面白いと思います。そのギャップがキャラを引き立たせるというか。

　アラジンの発言が不吉です。
　最後に消滅するフラグを着々と積み上げてますよね……
　初見当時はそう思っていませんでしたが、今となっては、アリモルアラで３人で寝てたエピソードも、消滅後アリモルの子供に転生エンドになる伏線に見えてしまいます。

　ティトス君についても、キャラ設定的に、女子キャラだったら、アリババ君のヒロインがモルさんであるように、『アラジンのヒロイン』という立場になれるスペックなので、だけどアラジン消滅エンドならアラジンに恋愛色が出てはいかんから、というので男性キャラになっている気がしてますし。
　

　ファナリス兵団の活躍が楽しみですね！
　でも、アリババ君がどこで何してるのか気になります。
　アラジンが前線近くに移動中なので再会して、ファナリス兵団とは別行動でアラジンに協力する流れになるんでしょうか。